ジャイアントキリングの最新話が2020年11月12日発売のモーニングに掲載されました。
最新話では優勝争いをする達海率いるETUが降格争いをしている大分との対戦で前半1対1でハーフタイムを迎えたロッカールームでの出来事が書かれています。
更にハーフタイム中のピッチでは控えの選手がボールを蹴る中、ベテランカメラマンの久堂が「ETUが今日このゲーム勝てなかったら、来シーズンもタイトルは難しいかもな・・・・てことだな」と言いますが、どういう意味なのでしょうか?
そして気になる椿の交代出場はあるのでしょうか?
出場するなら椿は復活できるのでしょうか?
今回は「ジャイキリ569話最新話確定考察!椿交代出場で復活か?」と題しまして、ジャイキリ569話の確定考察をしていきます。
Contents
ジャイキリ569話最新話確定考察!
では、ジャイアントキリングの最新話を元に考察をお届けします。
ジャイキリ569話最新話確定考察!達海が”幽霊とか信じるタイプ?”と聞いた意図は?
達海はハーフタイムに突然「幽霊とか信じるタイプ?」と選手たちに聞きます。
達海は「俺は非科学的な現象は普通起きないと思っている。特にフットボールの上では」と言って、降格がかかったチームは思いもよらない力を発揮するとか、こういうゲームには魔物が住んでいるとか言った話はオカルトの話だと言い切ります。
そして達海は更にETUが去年まで降格寸前のチームでぎりぎりで残留を決めてきたチームだから残留のかかったチームはいつも以上の力が出ると思うのもわからないでもないが、相手の大分がいいプレーができているのは、監督だけではなくGMも変わり、来期の契約も保証して2年がかりでチームを立て直していこうとしているからで、それは大分というチームの努力と行動の結果で生じていることだと言い切ります。
つまり、「達海は相手は関係ない、それはたいしたことではない」と試合前に言って、相手を必要以上に恐れることなく自分たちのやるべきことを全力でやれと言っていたのですが、選手たちはそれに気づかずに、相手が残留争いをしているから不思議な力が働いていると思い込んでいたのです。
第三者の立場から見るとそうなるのがわかっていたなら、最初からわかりやすくそう言っておけよと思いますが、選手が試合でどういう気持ちや考え方になるかはやってみないと分からないことなので、達海からすると様子を観ていたということだと思います。
選手たちの表情からは達海の指摘が的を得ていたことがわかりますね。
サッカーに限らず、恐れる必要のないものを自分が勝手に恐れていることはあります。
人生に役立つ教訓だなと思いました。
ジャイキリ569話最新話確定考察!選手が振り返る記憶の場所とは?
達海は「なんかおまえらってさ、振り返る記憶の場所が間違ってない?」と言います。
選手たちは去年までの残留争いをしていた弱い自分たちを思い出していました。
でも達海は「お前らはクソ真面目かなんか知んねえけど昔を振り返ってこういうケースは難しい試合になるって考える。でも今日のゲームに勝つために、自分たちを奮い立たせるために今お前たちが振り返る記憶ってそこか?お前たちが思い出すのは勝ってきた記憶なんじゃねえのか?」と言います。
確かにETUの選手は自分たちが降格争いをしてきた記憶を振り返って、自分たちはまだ降格争いをしているチームに負けるチーム力かもしれないと感じて、自ら試合を難しくしてきました。
自分たちが今シーズン勝ち星を積み上げてきた記憶を振り返る場所にすれば、自信が生まれ、優勝するためにはこのレベルのチームは蹴散らしていかなければならないことに気づくでしょう。
私は達海のこの言葉で選手たちは自信を取り戻して、後半は本来の力を発揮できると思います。
後半はETUの怒涛の攻撃が見られると思います。
ジャイキリ569話最新話確定考察!椿が振り返るべき記憶の場所とは?
アジアカップの心の傷を引きずっている椿にとって振り返るべき場所とはどこなのでしょうか?
それは達海がいう「勝ってきた記憶」です。
椿はアジアカップで自分が敗因となったことを気にして立ち直れない状態ですが、椿は今シーズン、ETUで活躍して日本代表でもいいプレーをしてきて、一つの悪い出来事が起こっただけです。
椿は「勝ってきた記憶」がたくさんあるので、それを思い出せばいいのです。
ジャイキリ569話最新話確定考察!カメラマン久堂の予想と期待とは?
カメラマン久堂は長年サッカーの試合を観てきた経験から洞察力のあるコメントをします。
ジャイキリの中では予言者のような役割を担っていますね。
久堂は「ETUがこのゲームを勝てなかったら来シーズンもタイトルは難しい・・・てことだな?」「好調なシーズンを送ってきた選手たちがこの1か月の中断期間で気持ちを切らさずにキープできたのか?手ごたえを得た現状に満足しちまう選手がいてもおかしくねえよな」と分析します。
そして「本気でタイトルを獲りたいのか?タイトル争いをできている時点で満足なのか?」「これは達海にはどうすることもできないETUの選手達自身の問題だと思うぜ」と確信を突いた発言をします。
カメラマン久堂の予想は「ETUの選手たちの中にはタイトル争いができている時点で満足している選手がいる」というものですが、選手自身が「本気でタイトルを獲りたいと思ってほしい」と期待もしています。
果たしてETUの選手たちは本気でタイトルを獲りたいと思うようになるのでしょうか?
ジャイキリ569話最新話確定考察!椿交代出場で復活か?
アジアカップの心の傷を引きずり、覇気がない椿ですが、代表戦明けのこの試合はベンチスタートです。
果たして、この試合で途中出場するのでしょうか?
私は2つのパターンが考えられると思います。
一つ目はETUが後半に本来の強さと自信を取り戻したプレーを見せて、チームに勢いがある状態で椿が出場するパターンです。
これは椿がチームの仲間がチームに勢いがある状態を作ったあとで、お前も「勝ってきた記憶」を思い出せと背中を押す形で椿が復活する形が考えられます。
2つ目はETUが後半に本来の強さと自信を取り戻したプレーを見せて、そのプレーを見て椿も前向きな気持ちになり、試合が終了するというパターンです。
この場合、椿の復活は次節にお預けとなりますが、今回の椿の落ち込みようはジャイキリの中ではかなり大きな出来事なので、もしかしたら復活までもう一つか二つ出来事が必要かもしれません。
私は2つ目のパターンになると予想しています。
いずれにしてもETU優勝のためには椿の力が必要なので、椿には早く復活してほしいです。
まとめ
さて、「ジャイキリ569話最新話確定考察!椿交代出場で復活か?」と題しましてジャイアントキリングの最新話を元に569話以降の確定考察をお届けしましたが、いかがでしたか?
選手たちが”振り返るべき記憶の場所”は「残留争いをしていた去年までの自分たち」ではなく、「今シーズン勝ち星を積み上げてきた記憶」にすれば、自信をもってプレーできて、後半はETUが怒涛の攻めを見せてくれるでしょう。
また、カメラマン久堂の予想と期待のように選手自身が「本気でタイトルを獲りたいと思ってほしい」ですね。
そして、椿は交代出場しないで、復活には私は時間がかかるのではないかと予想しています。
これからもジャイアントキリングのネタバレ考察をお届けしていきます。